「無限ズッキーニ」のレシピ紹介！栄養豊富な生ズッキーニ料理をサラダ感覚で食べてみて！

ズッキーニは南仏料理のラタトゥイユ、韓国のジョン（チヂミ）などの材料として良く知られていますが、生で食べることができることをご存じでしょうか？

 

ズッキーニの見た目はキュウリのようですが、味はキュウリとは全く違います。

 

実はウリ科のカボチャ属であるため、どちらかというとあっさりしたカボチャのような味がします。

 

今回は、ゴマ油とニンニクの香りで無限で食べることができるくらい美味しいズッキーニのレシピを紹介します。

 

この料理は、おかずがもう1品足りないときや、お酒のおつまみとしても美味しく食べることができます。

 

また、大人用に味付けする前に取り分けておくことで、子供用と大人用のおかずを同時に作ることも可能ですので、レシピを覚えておくと便利でしょう。

 

固いということはありませんが、少し歯ごたえがあるおかずですので、お子さんに食べさせる場合は歯でしっかりと噛むことができるようになってからがおすすめです。

 

【目次】

 

1.　ズッキーニの栄養価は？

 

2.　美味しいズッキーニの選び方

 

3.　ズッキーニの保存方法

 

4.　無限ズッキーニのレシピを紹介！

 

5.　おわりに･･･

 

ズッキーニの味はとてもあっさりしているので、栄養価はそれほど高くないのかと疑問を持つ人もいることでしょう。

 

ですが調べてみると、意外と栄養素を豊富に含む野菜であることがわかりました。

 

まず注目したいのは、カリウムです。

 

カリウムが豊富な果物といえばバナナですが、そのバナナにかなり近い量がズッキーニにも含まれているそうです。

 

カリウムはナトリウムを排出する働きをするため、高血圧やむくみ、足がつるなどを予防する効果が期待できます。

 

また、疲労回復や美肌に効果があるとされるビタミンCや免疫力アップや代謝の促進に必要なβカロテン、ビタミンB群なども比較的多く含まれています。

 

その他にも、カルシウムやマグネシウム、食物繊維なども摂取することができますので、旬の時期には進んで食べたい野菜ですね。

 

最近のスーパーではズッキーニが通年で出回っていますが、ピークは3月～9月です。

 

ズッキーニの旬といえば夏。

 

夏の時期のズッキーニは露地物が多く出回り、形も大きく味も美味しくなります。

 

ズッキーニは大きく育ちすぎると味が落ちるといわれていて、キュウリと同じように中にある種が大きくなってしまうと食感が悪くなります。

 

美味しいズッキーニを見た目で選ぶときは、、全体の太さが均一で表面にツヤがあるものがおすすめです。

 

ズッキーニは、意外と日持ちする野菜です。

 

ズッキーニを買ってきたら、乾燥や結露を防ぐためにキッチンペーパーなどでズッキーニを包んで保存用ポリ袋に入れて野菜室で保存すれば、10日くらいは大丈夫です。

 

10日以上保存したい場合は、食べやすい大きさにカットして1回の分量をラップで包み、冷凍用保存袋に入れて霜が付かないように冷凍庫で保存すれば、1か月くらいは問題ありません。

 

冷凍した場合は、生で食べるよりも火を通した料理のほうが美味しく食べることができます。

 

それでは、我が家で「無限に食べることができる」と好評な、無限ズッキーニのレシピを紹介します！

 

このレシピは生のズッキーニの水分を絞るので、体積が小さくなって一度にたくさんの量を食べることができます。

 

また、熱に弱いビタミンCを壊すことなく摂取できるので、美容と健康にも良さそうです。

 

今回も、大人用のおかずを作るときに、子供の分を取り分けてそれぞれ味付けをすることで大人用と子供用のおかずが同時にできるようなレシピを考案しました。

 

ご家庭によって塩分量などの好みの違いがあると思いましたので、調整は醤油で加減するようにしてください。

 

【材料】大人2人＋子供1人用

 

ズッキーニ　中サイズ1本（230g程度）

塩　小さじ1/2

 

※仕上げ調味料

ゴマ油　大さじ1

顆粒鶏ガラスープ　小さじ1

白ごま　大さじ2

ニンニクのすりおろし　小さじ1

生姜のすりおろし　小さじ1

醤油　適量

輪切り唐辛子（お好みで）　少々

 

【作り方】

 

①　ズッキーニをマッチ棒よりも少し太めくらいの千切りにし、ボウルに千切りズッキーニと塩を入れて水が出てくるまでしばらくもみ込む。

 

②　出てきた水を絞る。

 

③　ここで、大人用と子供用のズッキーニを分けておく。

 

④　子供用には仕上げ調味料の中から、白ごま小さじ1と鶏ガラスープをひとつまみ、ゴマ油をひと垂らし程度を取り分けて入れ、良く混ぜたら完成です。

 

※お子さんがまだ白ごまの粒が食べにくいようであれば、すりごまを使用することをおすすめします。

 

⑤大人用には残りの仕上げ調味料をすべて入れて軽くかきまぜたら完成。味を見ながら、醤油でお好みの塩加減に調整してください。

 

お酒のおつまみとして食べるのであれば濃いめ、ご飯のおかずとして食べるのであれば薄めの味付けがおすすめです。

 

ズッキーニを生で食べた場合は、シャキシャキした歯ごたえがあって「野菜を食べている！」という実感があります。

 

また、熱を長時間加えると柔らかくトロっとした食感になり、他の食材と融合しながらも料理の味を引き立ててくれます。

 

このように熱を加える加えないで全く別の顔を持つズッキーニですが、ビタミンを豊富に摂取したいのであれば、やはり生で食べるのが一番でしょう。

 

ズッキーニはとても淡泊な味ですので、薄い味付けだと少しぼやけた感じになってしまいます。

 

ズッキーニを生で美味しく食べるには、しっかりとした味付けをするか、ドレッシングなどのしっかりとした味のタレで食べるといいでしょう。

 

今回は無限でいくらでも食べれてしまう「無限ズッキーニ」のレシピを紹介しました。

 

お子さんの味付けはできるだけ薄味が基本です。

 

ズッキーニの汁気を絞る段階で塩は水分と共にほとんど抜けてしまいますが、まだ塩味が強いと感じる場合は、一度水で洗ってから水気を絞る作業をすることをおすすめします。

 

それでは、このレシピを参考に、生のズッキーニの美味しさを十分に楽しんでくださいね♪