2021年6月26日 更新。
1歳になると離乳食が終了し、いよいよ幼児食の開始です!
この頃になると、大人に食べさせてもらうだけでなく、自分で手づかみして食べることができるようになります。
上下8本の前歯と奥歯が生えてきますので、舌と乳歯を使って押しつぶすようにして食べ物を食べることができますが、まだ滑らかにすりつぶして食べることはできません。
そのため、歯茎でもつぶせることができるような柔らかいものであれば、ある程度の形があるものでも大丈夫です。
ですが、まだまだ食べ物にいろいろな制限があるこの頃・・・。
いろいろと分からないことも多いですよね?
それでは、1歳~1歳6か月(幼児食移行期)の子供の食事に関するよくある質問とその回答(その1)を紹介します。
幼児食移行期の食事についての質問(その2)はこちら ⇒ 子供の食事「アルコール、ジュース、ご飯食べない、アイスクリーム」を回答!【幼児食の質問】
A: 1歳を過ぎれば、母乳や粉ミルクよりもそろそろ食事から栄養を取るようにしていきたいですね。
母乳やミルクをたくさん飲んでしまうとお腹がいっぱいになり、食事があまり食べられなくなってしまうのであれば、少しずつ哺乳回数と量を減らすようにしてみましょう。
まだ完全に断乳しなければならない時期ではありませんので、母子の安らぎタイムとして母乳を与える時間があっても問題ありません。
ですが、常におっぱいを欲しがりなかなか母乳の量を減らすことができないようであれば、子供の心理的に不安があったり、母親に甘えて心を落ち着かせたいという気持ちがあるのかもしれません。
そのようなときは、子供がおっぱいを欲しがってもすぐには与えるのではなく、まずは抱っこで心を落ち着かせてからにしましょう。
抱っこをしながら優しく語りかけたりすることで、子供の心は次第に落ち着いてきます。
母乳やミルクが原因ではないのに食事をなかなか食べてくれない場合は、お腹があまり空いていないのかもしれません。
そのような場合は、食事の前はお腹を空かせるようにしてあげましょう。
それには、「公園デビュー」がおすすめです。
よちよち歩きができるようになったら、さっそく外で思いっきり遊ばせてください。
体を動かせばお腹が空きます。
そして、お腹が空いたら母乳やミルクではなく食事を与えるようにし、母乳やミルクは少しずつ回数を減らしてなるべく執着させないなどの工夫をしてみましょう。
もしも、「いつもとは子供の様子が違う」や「急に食欲が無くなった」などの異変がある場合は、早めに小児科の医師に相談してみてくださいね。
A: 確かに子供用の食事を1から作るのは面倒ですし、手間がかかりますよね。
幼児用レトルト食品は栄養バランスも考えて作られていますので、これに頼ってしまう気持ちは大変よくわかります。
ですが、子供用の食事を1から作ると考えると大変ですが、「大人の食事を作るついでに子供が食べる分だけを取り分けて、大きさや固さ、味付けなどを子供が食べやすいように調節するだけ」と考えると簡単ですよね。
大人が食べているものは幼児には味が濃いものが多いため、大人用の味付けをする前に子供用に取り分けるか、大人用に味付けしたものにお湯やダシ、牛乳などで薄めるなどの調整をしましょう。
手作りの幼児食は愛情が込められていますので、小さいうちから母親の味を覚えてもらうことができます。
また、レトルト食品を買うよりも安価なのでとても経済的ですね。
レトルト食品はいつも幼児食のメインにするのではなく、ママが忙しいときや体調が悪いとき、お出掛けのときなどに利用したり、おかずがもう1品欲しいなと思うときに利用するといいでしょう。
A: 子供は眠くなると、どのような場合でも急に寝てしまうことがあります。
食事中でも眠くなったら食べながらでも寝てしまいます。
そのような場合は、そっと抱き上げてふとんに寝かせてあげましょう。
そして目覚めたら、次の食事に影響がない程度の軽食を与えてあげてもいいでしょう。
もしも、口の中にまだ食べ物が残っている状態で寝てしまったのであれば、誤飲を避けるために、軽く目覚めさせて口の中に残っているものを全部食べるようにさせるか、お茶や白湯などを飲ませて口の中に何も残らないようにしましょう。
食事中に毎回も寝てしまうようであれば、食事の時間に問題があるのかもしれません。
まずはお昼寝タイムを先にして、その後に食事の時間にするなど調節してみてはいかがでしょう。
いかがでしたでしょうか?
1歳半くらいであればもう離乳食から幼児食へと移行していますが、まだ乳離れをしていない子も多い時期です。
母乳を与えすぎて満腹になってしまわないように、少しずつ母乳を与える回数を減らすようにしてみてください。
基本は1日3回の食事と2回のおやつで1日に必要な栄養分を取ることが理想ですが、うまく食事を食べることができていないようであれば、フォローアップミルクなどを与えて栄養補給を補助するという方法もあります。
1歳~1歳6カ月(幼児食移行期)の子供の食事のポイントはこちら⇒幼児食作りは簡単?1歳~1歳6カ月(幼児食移行期)の子供の食事のポイント
幼児食とはどのような食事なのか?を知りたい場合はこちら⇒幼児食は離乳食とは違う?幼児食とはどのような食事なのか?
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