こんにちは!
梅雨が過ぎ、いよいよ本格的な夏の到来です!
嫌ですねぇ・・・地球温暖化の影響なのでしょうか、最近の夏は猛暑日、熱帯夜が当たり前のようになってきました。
特に都会では熱せられたアスファルトの放射熱がひどく、日が暮れて夜になってもあまり気温が下がってくれないという現象に悩まされています。
そのためどこの家庭でも昼夜問わずエアコンがフル稼働という状態になり、エアコンの排熱も加わってますます気温が下がらないという悪循環です。
我が家でも、同じようにこの時期はエアコンが手放せなくなってしまっています。
昼間は熱中症予防のために、あまりにも暑い日はエアコンを使用していますが、「せめて夜寝るときくらいはエアコンをストップして節電したいなぁ」と思っています。
そこで熱帯夜の中、どうにかエアコンを稼動せずに「節電+ここちよく快眠」ができないものかと、いろいろと試行錯誤してみました!
私の寝室にはエアコンを設置していません。
窓を閉め切って外出をしていた日などは夜になっても寝室の部屋の温度が下がらず、外気温よりも高くなっている場合があります。
そのような場合、帰宅してから「熱のこもった室内をいかにして素早く温度を下げていくか」ということになります。
私は「扇風機」を使って室内の空気の総入れ替えをしています。
まずは窓を2ヶ所開けて空気の通り道を作ります。
そのうちの1ヶ所の窓の前に扇風機を置き、部屋の内側へ向けて強風で回します。
部屋に窓が1ヶ所しかない場合は、他の部屋に続くドアを開けてその部屋の窓を開けるようにするか、換気扇があればそれを回すようにします。
部屋の広さにもよりますが、20~30分も扇風機を回せば部屋の中の空気はだいぶ入れ替わります。
空気の入れ替えをしっかり行うと部屋の中のよどんだ空気が無くなり、気持ちもすっきりとします。
そして、「この室温ならば寝られそうだ」と判断した場合は、そのまま扇風機を弱風にして絶えず外気を部屋の中に取り入れながら寝るようにしています。
外気温と室内温度が同じになっても寝苦しさを感じるほど温度が高い場合は、仕方なくエアコンのある部屋へ移動してそこで寝ることにしています。
次の対策は、「布団に熱をこもらせない」という方法です。
まずはシーツやマクラカバーを、夏場だけ冷感タイプの生地に交換してみることにしました。
生地を触るとヒンヤリしてとても気持ちがよいのですが、残念なことにヒンヤリ感を感じるのは一瞬で、すぐに生地が体温と同じ温かさになってしまいます。
ですが、寝返りをする度にヒンヤリ感を感じることができるため、暑い日の利用はアリだと思います。
さらに、「水枕を使って首元を冷やす」という方法も、実行してみてかなり効果があると感じました。
首元を水枕で冷やすと首筋を流れる血液が冷やされて体感温度が下がり、とても快適に眠ることができます。
水枕は大きく分けると、昔ながらのゴム製もしくはシリコン製でできている「中に水を入れて使うタイプ」のものと、ジェルが中に入ったアイス枕で「冷蔵庫もしくは冷凍庫で冷やしてから使うもの」の2種類があります。
このとき注意したいのは、アイス枕を凍らして使うことです。
凍ったアイス枕は、かなり冷たくて気持ちいいのですが、これは長時間使用すると首を冷やしすぎてしまう可能性があります。
発熱時であれば問題ないとは思いますが、暑さが続く日々であっても毎日のように体の冷やし過ぎるような使用はあまりおすすめできません。
少しだけ氷を入れたゴム製の水枕を使うか、アイス枕を使うのであれば冷蔵庫で冷やしたものを使用するといいでしょう。
最近、「冷風扇」という家電があることを知り、電気代も扇風機とそれほど変わらないというので、思い切って買ってみることにしました。
冷風扇をひとことで言えば、水が蒸発するときに気化熱を奪うという性質を利用して、冷風を送り出す仕組みの扇風機です。
そのため、タンクに水を入れておく必要があります。
水入れの作業が少し面倒ではありますが、これで涼しい風を送ってくれるのであればいいなと思って購入しました。
ところが冷風扇を実際に使ってみると、扇風機の風と比べてみて「ん?わずかに風が涼しいかな?」という程度の風しか出てきません。
この風では、熱帯夜と言われるこの暑さの中で寝ることはできません。
う~~ん、期待していたのに少しがっかりです。
そこで、いろいろと調べてみると、冷風扇は常温の水ではなく冷えた水を使用したほうが冷たい風がでてくるということがわかりました。
まあ、当然ですね・・・笑
そこで、タンクの中に氷水を入れてみることにしました。
おお!これは!!明らかに風は涼しくなり、まあまあ快適です♪
ですが氷が溶けてしまうと、また元の涼しいのかよくわからないような風に戻ってしまいました。
もっともです・・・笑
ということで、氷が溶けてしまうまでは快適な涼風の中で寝ることができるということがわかりました。
冷風扇は節電したいという人にはとてもよく、エアコンの冷たい風が苦手という人にも向いていると思います。
ですが、部屋全体を涼しくさせてくれるものではありません。
あまりにも気温が高く寝苦しい夜は、熟睡かつ熱中症にかからないためにも、エアコンを使用して部屋の温度を快適な状態まで下げて眠ることをおすすめします。
以上が「熱帯夜の中をいかに節電し、いかに快適に過ごすか」を四苦八苦しながら工夫してきた私のエピソードです。
もっと賢い方法もあるかもしれませんが、この経験が皆さんの参考になれば幸いです。
ではまた!
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