卵アレルギーは特に生の卵白がアレルギーの原因となる場合が多く、卵白を加熱することで症状が出にくくなることがあります。
そのため、幼児に初めて卵を食べさせる場合は、加熱した黄身→加熱した白身→加熱した全卵→生卵の順で段階的に与えるようにして、アレルギー反応が出るかどうかの様子を見ていきましょう。
卵はタンパク質を多く含む優秀な食品ですが、卵が食べられなくてもその代わりになるような栄養価の高い食品は他にもたくさんあります。
それらを組み合わせながら工夫して食事を作っていきましょう。
卵に対しアレルギー反応が出た場合、魚卵に対しても必ずアレルギー反応が出るとはかぎりません。
何に対しアレルギー反応がでてしまうかの判断は、医師と相談しながら確認しましょう。
加工食品には卵を使った食品が多く存在します。
それらの食品を間違って摂取しないように、加工食品を購入するときは「原材料表示」をよく見て選ぶようにしましょう。
加工食品にはアレルギー物質になりやすい7品目(卵、乳、小麦、えび、かに、落花生(ピーナッツ)、そば)に対し、表示が義務づけられています。
また、それ以外の20品目に対しても表示が推奨されていますが、表示が義務づけられているワケではありません。
それ以外の20品目とは、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウィフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、桃、山イモ、りんご、ゼラチン、ゴマ、カシューナッツです。
また、店頭で販売されているパンやお惣菜、お弁当、飲食店のメニューなどには原材料の明記は義務づけられていません。
そのため原材料表記の無い加工食品を購入したり外食をしたりする場合は、お店の人に卵を使用していないかどうかを必ず確認してからにしましょう。
「マヨネーズ」や「洋菓子」、「かまぼこ、はんぺんなどの練り製品」、「ハム、ウィンナーなどの肉類の加工品」には、卵を使用していることが多いので注意が必要です。
卵アレルギーの場合、卵を使った加工品を食べることはできませんが、それらの代用品を利用することで同じような食事を作ることは可能です。
肉類の加工品や練り製品の場合は卵不使用の商品も存在します。
購入するときに食品表示を見て、アレルギー対応食品か卵を使用していないものを選ぶようにしましょう。
ひき肉料理を作りたい場合は、卵の代わりに片栗粉や米類などのでんぷんを使用したりジャガイモやレンコンなどをすりおろしたりすることで、ひき肉をまとめることができます。
マヨネーズは卵不使用のマヨネーズが販売されていますのでそれを利用するか、サラダには卵不使用のドレッシングなどで対応しましょう。
市販の洋菓子には必ずと言っていいほど卵が使われていますので、洋菓子を食べさせたい場合は卵抜きの手作りをおすすめします。
プリンなど卵で固めるような食品には、ゼラチンや寒天、デンプンなどで代用することができます。
ケーキなどの焼き菓子には重曹やベーキングパウダーなどを使用して生地を膨らませるといいでしょう。
テンプラやフライなどの揚げ物は卵の代わりに水とデンプンなどで衣を作ります。
フライに使用するパン粉は卵が入っていないことを必ず確認しましょう。
それでは卵不使用の食品をいくつかご紹介します。
マヨネーズやドレッシングの代わりとして↓
シチューやスープ↓
手作りのおやつに↓
市販品のおやつ↓
子供が卵アレルギーになってしまった場合でも、ちょっとした工夫次第で普通食と変わらない食生活を送ることができることができることがわかっていただけましたでしょうか?
調理が苦手だというママさんは、アレルギー対応のレシピ本などもたくさん出版されていますので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
アレルギーを早く完治するためには、専門医との連携がとても大切です。
医師からの指示をしっかりと守り、1日も早くアレルギーの苦しみからお子さんを解放してあげましょう。
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