3歳までの子供を持つ親必見!「この食べ物いつからOK?」に答えます!


Q: ファストフードやコンビニのお弁当は、いつ頃から食べさせてもいいのですか?

A:ファストフード店の食べ物やコンビニのお弁当は脂質が高く、味付けの濃いものも多いため、消化機能の整っていない2歳までの子供には不向きです。

 

3歳以降の子供であれば多少は食べさせても問題ありませんが、1食分をすべてをファストフードやコンビニ弁当にしてしまうと、野菜不足などで栄養バランスの取り方に問題が出てくる可能性があります。

 

また、このような食事には添加物が含まれる場合も多いため、子供の食事として毎日利用することは避けるべきでしょう。

 

外食する場合は、他の2食で栄養調整やカロリー調整をするようにします。

 

成分をチェックできる場合は、なるべく添加物の少ないものを選ぶようにしてください。

 

Q: お刺身などの生魚はいつ頃から食べさせることができますか?

A:生魚は細菌感染の可能性があるため、抵抗力がまだ弱い1歳までのお子さんには食べさせないほうがいいでしょう。

 

2歳くらいになれば菌に対する抵抗力が強くなってきますので、少しずつ食べさせることができるようになります。

 

生のたんぱく質はアレルギーを起こしやすいため、初めて生魚を食べさせるときは、まずは少量の白身魚から試していくようにしましょう。

 

魚アレルギーは白身魚よりも青魚の方に多く発症する傾向があります。

 

生の青魚を食べさせるのは、白身魚でアレルギーが出ないと確認してからがおすすめです。

 

Q: お箸はいつ頃から持たせたらいいのでしょうか?

A: お箸の使い方を教えるのは、指の力がつき、器用に動かせるようになる3歳くらいからがいいと思われます

 

ですが、3歳未満であっても子供が興味を持つようであれば、持たせても構いません

 

3歳未満の子供にお箸を持たせる場合は、危険がないように必ず大人が見ていることが大切です。

 

箸使いを教えるときは、最初から正しい持ち方を教えるようにします。

 

器用に指先を使えるようになるための練習をするならば、ブロックや粘土などの指先を使う遊びを生活の中に取り入れるようにするといいでしょう。

 

Q:市販のお菓子はいつ頃から食べさせてもいいのですか?

A: 大人が食べるような市販のお菓子は、油分や塩分、糖分などが多く、3歳までのお子さんに食べさせるには不向きなものが多いと思われます。

 

市販のお菓子を食べさせる場合は、必ず表示されている材料やカロリーなどのチェックをして、小さな子供でも安心して食べられるようなものを選ぶようにしましょう。

 

幼児専用のお菓子であれば、比較的安心できると思われます。

 

その場合も食べ過ぎは通常の食事に影響しますので、量を決めて少しずつ与えるようにしましょう。

 

子供が必要以上にお菓子を欲しがり、ねだられるたびにお菓子をあげてしまうと、それが習慣になってしまうことがあります。

 

このような場合は、頭ごなしに怒ったり、お菓子を取り上げたりすると逆効果になってもっと欲しがるようになります。

 

子供の気持ちを肯定しながらお菓子とは違う楽しいことを提案し、お菓子を食べたいという気持ちから他へと気持ちを切り替えさせることが得策です。

 

おわりに・・・

いかがでしたでしょうか?

 

3歳までの子供の食事は、まだまだ制限が多い時期です。

 

大人と同じように食べたがる時期でもありますが、そこはしっかりと大人が管理してあげてください。

 

アレルギーを持つお子さんの場合は特に注意が必要です。

 

食品表示必ずチェックして、お子さんの手の届くところに食品をむやみに置くことがないようにしましょう。

 

幼児食移行期の子供について、よくある質問その2はこちら⇒ よくある質問についてお答えします!(幼児食移行期その2

 

幼児食移行期の子供について、よくある質問その1はこちら⇒ よくある質問についてお答えします!(幼児食移行期その1

 

3歳~6歳未満(幼児食後期)の子供の食事のポイントはこちら⇒  ぐんぐん育ち盛り!3歳~6歳未満(幼児食後期)の子供の食事のポイント