子供の食事「アルコール、ジュース、ご飯食べない、アイスクリーム」を回答!【幼児食の質問】

幼児食を食べて笑う男の子の画像

2021年6月26日 追記。

1歳~1歳6か月(幼児食移行期)までの子供の食事についての質問(その2)

1歳になると離乳食が終了し、幼児食が始まります。

 

この頃になると、大人に食べさせてもらうだけでなく、自分で手づかみして食べることができるようになります。

 

上下8本の前歯と奥歯が生えてきますので、舌と乳歯を使って押しつぶすようにして食べ物を食べることができますが、まだ滑らかにすりつぶして食べることはできません。

 

そのため、歯茎でもつぶせることができるような柔らかいものであれば、ある程度の形があるものでも大丈夫です。

 

ですが、まだまだ食べ物にいろいろな制限があるこの頃・・・。

 

いろいろと分からないことも多いですよね?

 

それでは、1歳~1歳6か月(幼児食移行期)の子供の食事に関するよくある質問とその回答(その2)を紹介します。

 

 

幼児食移行期の食事についての質問(その1)はこちら ⇒ 子供の食事「食べない、レトルト食品、寝てしまう」を回答!【幼児食の質問】

 

Q1 : 加熱したものであれば、アルコールを使用した料理を子供に与えても構いませんか?

A:子供にアルコール分が含まれたものを与えることは厳禁ですが、アルコール分を蒸発させたものならば問題ありません。

 

酒やみりん、ワインなどを調味料として使う事で料理の味にコクや深みを出すことができます。

 

アルコールを料理に使用する際は十分に加熱して、アルコール分をきっちりと飛ばしてから子供用の料理に入れましょう。

 

Q2 : ジュースをよく欲しがるのですが、好きなだけ与えても構わないでしょうか?

A:砂糖が入っていない果汁100%のジュースであっても、子供が欲しがるまま与えてしまっては糖分の取りすぎになってしまいます。

 

ジュースを与える量は1日100mlまでが適量です。

 

それ以上与えると食事に影響を及ぼしてしまうこともありますので、様子を見ながら与えるようにしましょう。

 

ちなみに、幼児に果物を与える場合の理想的な摂取カロリーは1日160kcalです。

 

これはバナナならば1本グレープフルーツならば1個ミカンならば3個に相当します。

 

果物もジュースと同じように糖分を多く含んでいますので、必要以上にたくさん食べさせることはしないようにしましょう。

  

水分補給を目的とするならば、幼児には水(白湯)か麦茶がおすすめです。

 

Q3 : おかずばかりを食べてご飯を食べてくれないのですが、どうしたらいいでしょうか?3. まず始めは商品仕様と機能をご紹介!

A: この時期の子供は1つの食べ物に対し、執着して食べることがあります。

 

そのため、おかずを先に食べてしまって満腹になり、ご飯まで食べられなくなってしまうということもあります。

  

ですが、1回の食事でご飯を食べてくれないことがあっても、1日の食事で主食であるご飯やパン、うどんなどを食べてくれるのであればそれほど気にする必要はありません

 

いつも主食を食べてようとしないのであれば、大人が声掛けをしてみたり、食べさせてあげたりしながら、バランス良く食べてもらうような工夫をしてみましょう。

 

また、脂肪分の多い食事が多かったり、おやつが多かったりすることが原因で満腹になり、ご飯が食べられないということもあります。

 

その場合は、子供が食べたものを数日間詳細に書き出してみると、食生活の良し悪しが分かってきます

 

もし、バランスの悪い食生活をしているようであれば、すぐにでも改善しましょう。

 

Q4 : アイスクリームはいつから食べさせてもいいですか?

A: アイスクリームは1歳を過ぎたあたりから、病気のときなどの栄養補給として利用できます。

 

特に発熱時などに与えると冷たいアイスクリームが口の中で気持ちよく感じるため、食欲が無くても食べてくれることがあります。

 

アイスクリームにはいろいろな種類があります。

 

アイスクリーム本来の材料と配合でできているものは、種類別に「アイスクリーム」と表記されたものです。

 

幼児にはチョコレートやクッキーなど、いろいろな材料が入っているものではなく、シンプルなバニラアイスがおすすめです。

 

3歳くらいになれば、シャーベットやアイスキャンディー、ラクトアイスなど、さまざまな種類のアイスを食べさせても問題はありません。

 

ですが、アイスクリームは糖分がとても多いため、毎日子供に食べさせることがないように注意してください。

 

ママの手作りアイスならば、材料から選ぶことができるので安心ですね♪

おわりに・・・

いかがでしたでしょうか?

 

幼児食移行期(1歳~1歳6ヶ月)の子供の食事はまだいろいろと制限があり、大人が大丈夫であっても子供の体に負担がかかってしまう食べ物もあります。

 

そのため、不安に思った食べ物はむやみに子供に与えないようにしたほうが安全です。

 

また、塩分や糖分の与えすぎや、添加物の多い食品などにも注意が必要です。

 

将来、子供が大人になってからもずっと健康で過ごすためにも、小さい頃の食事には気をつけてくださいね。

 

 

幼児食移行期の子供について、よくある質問(その1)はこちら  ⇒  子供の食事「食べない、レトルト食品、寝てしまう」を回答!【幼児食の質問】

 

 1歳~1歳6カ月の子供の食事のポイントはこちら  ⇒  幼児食作りは簡単?1歳~1歳6カ月(幼児食移行期)の子供の食事のポイント

 

1歳6カ月~3歳未満の子供の食事のポイントはこちら ⇒ ママのイライラ解消!1歳6カ月~3歳未満(幼児食前期)の子供の食事のポイント