厚生労働省のコロナ対策!予防方法、潜伏期間について2020年3月時点の見解は?


2021年5月追記:

 

まずは、こちらの文章を読んでください!

 

振り返ってみると、2020年3月のこの頃は新型コロナウイルスはまだ未知の部分が多く、国も厚生労働省も私たち庶民もかなりあわてふためいていました。

 

なんとかこの新しいウィルスに感染しないようにしようと、厚生労働省の方針を詳しく調べ、皆さんに分かりやすく解説しようと夢中になっている私がこの記事から読み取れます。

 

コロナ対策は未だに解決していない問題も多いですが、この頃に比べるとだいぶ新型コロナウイルスの性質やどのような対策をすれば感染しないのかもだいぶ分かってきました。

 

現在の厚生労働省のホームページはあれからだいぶ更新されているため、下記の記事の内容とは違う部分もあります。

 

ですが、予防対策という面では今も同じです。

 

熱や咳、体のだるさを感じたら、速やかにお近くのかかりつけ医を受診し、PCR検査を受けるべきかを判断してもらいましょう。

 

以上の点をふまえて、以下の記事が過去の文章であることをご了承して読んでいただければと思います。

 

 

はじめに

 

厚生労働省のホームページにある「厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A」から、「予防方法」と「潜伏期間」に関する記事を抜粋し、分かりやすく紹介していきたいと思います。

 

今回の記事は、家族が新型コロナウイルスの感染もしくは感染の疑いがある場合、国が指示する家庭内での対処方法などを詳しく紹介しますので、万が一の場合に備えて家族のためにも一読しておくことをおすすめします。

 

厚生労働省のホームページ 新型コロナウイルスに関するQ&A: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

 

情報は2020311日現在のものです。

 

厚生労働省のホームページの内容は頻繁に更新されていますので、内容が必ずしも最新のものとは限らないということをご了承ください。

 

厚生労働省HP、新型コロナウイルスの「予防方法」に関するQ&A

Q:感染を予防するために注意することは?

 

A:具体的には、石けんによる手洗い手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。

 

また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。

 

特に屋内で、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。

 

 

 

Q: 集団感染を防ぐためにはどうすればいいのか?

 

A: 新型コロナウイルス感染者の8割は、周囲の人にほとんど感染させていないというデータが出ているものの、一人の感染者から多くの人に感染が拡大したと疑われる事例も存在しています。(屋形船やスポーツジムの事例)。

 

また、一部地域で小規模患者クラスター感染経路が追えている数人から数十人規模の患者の集団)が発生しています。

 

急激な感染拡大を防ぐためには、小規模患者クラスターの発生を捉え、早期に対策を講じることが重要です。

 

換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることは避けてください。

 

また、イベントを開催する場合には、風通しの悪い空間や人が至近距離で会話する環境は感染リスクが高いことから、その規模の大小にかかわらず、その開催の必要性について検討するとともに、開催する場合は、風通しの悪い空間をなるべく作らないなど、その実施方法を工夫するようお願いします。

 

 

 

 

Q: 家族が新型コロナウイルス感染の疑いがある場合、家庭でどんなことに注意したらいいのか?

 

A:家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる場合、同居されている家族は以下の8点に注意してください。

 

ご本人は外出を避けてください。

 

ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出を避け、特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などには行かないようにしてください。

 

(1)部屋を分けましょう

 

感染者の部屋を個室にして、食事や寝るときも家族とは別室にしてください。

 

子どもがいる方、部屋数が少ない場合などで部屋を分けられない場合は、少なくとも2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置したりすることをお薦めします。

 

その場合、寝るときは頭の位置を互い違いになるようにしましょう。

 

(2)感染が疑われる家族のお世話はできるだけ限られた方にしましょう。

 

心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などが、感染が疑われる家族のお世話をするのは避けてください。

 

(3)マスクをつけましょう

 

使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。

 

マスクの表面には触れないようにしてください。

 

マスクを外す際にはゴムやひもをつまんで外し、その後は必ず石鹸で手を洗ってください(アルコール手指消毒剤でも可)。

 

マスクが汚れたときは、新しい清潔な乾燥マスクと交換してください。

 

マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆いましょう。

 

(4)こまめに手を洗いましょう

 

こまめに石鹸で手を洗い、アルコール消毒をしましょう。

 

洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。

 

(5)換気をしましょう

 

部屋は定期的に換気してください。

 

共有スペースや他の部屋も窓を開けましょう。

 

(6)手で触れる共有部分を消毒しましょう

 

物に付着したウイルスはしばらく生存します。ドアの取っ手やノブ、ベッド柵など共有部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。

 

※家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が0.05%(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25㎖)になるように調整してください。

 

トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。

 

タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、感染が疑われる家族の使用したものを分けて洗う必要はなく、通常の洗濯や洗浄でかまいません。

 

洗浄前のものを共有しないようにし、特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共有しないように注意してください。

 

(7)汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう

 

体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。

 

※糞便からウイルスが検出されることがあります。

 

(8)ゴミは密閉して捨てましょう

 

鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てください。

 

その後は直ちに手を石鹸で洗いましょう。

 

(参考)一般社団法人日本環境感染学会ホームページ

http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/dokyokazoku-chuijikou.pdf

 

 

 

Q:濃厚接触とは?

 

A:濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は二つあり、距離の近さ時間の長さです。

 

必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(目安として2メートル)で一定時間以上接触があった場合濃厚接触者と考えられます。

 

 

Q:「咳エチケット」とは何?

 

A:咳エチケットとは、感染症を他者に感染させないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。

 

 

 

厚生労働省HP、新型コロナウイルスの「潜伏期間」に関するQ&A

Q:潜伏期間はどれくらいある?

 

A: WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は112.5日(多くは56日)とされており、また、これまでのコロナウイルスの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。

 

 

Q: ダイヤモンド・プリンセス号を下船した後、陽性と判明した事例があるのはなぜか?

 

A: 下船した後、陽性と判明した要因はいくつか考えられます。

 

その1つの例として、ある人新型コロナウイルスに感染していたとしても、感染初期だった場合は、ウイルスが体内で十分に増えていなかった可能性があります

 

そのため、検査でウイルスが検出できずに「陰性」と判定されたため下船し、その後、数日経ってからウイルスが増えてきた時点で再検査をした結果、「陽性」と判定されたと考えることもできます。

  

 

おわりに・・・

 

以上が厚生労働省のホームページに記載されている「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)予防方法潜伏期間の抜粋版です。

 

今回は、「感染しないための予防方法」や、「集団感染対策」、「家族が感染した場合の家庭での対応方法」などを紹介しました。

 

これらは、これからの私たちにとってとても重要な知識ですので、ぜひ覚えておいてください。

 

この記事を書いている2020年3月11日現在は、まだまだいろいろなことを自粛しなくてはならない時期ですので、日本の経済はかなり沈んできました。

 

1日も早く、新型コロナウイルスが私たちの前から居なくなり、また日本の経済が復活することを切に願っています。

 

 

 

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新型コロナウイルスの予防と対策はこちら⇒ 厚生労働省の見解は?新型コロナウィルス(新型肺炎)の予防対策と受診方法