2021年5月追記:
まずは、こちらの文章を読んでください!
振り返ってみると、2020年3月のこの頃は新型コロナウイルスはまだ未知の部分が多く、国も厚生労働省も私たち庶民もかなりあわてふためいていました。
なんとかこの新しいウィルスに感染しないようにしようと、厚生労働省の方針を詳しく調べ、皆さんに分かりやすく解説しようと夢中になっている私がこの記事から読み取れます。
コロナ対策は未だに解決していない問題も多いですが、この頃に比べるとだいぶ新型コロナウイルスの性質やどのような対策をすれば感染しないのかもだいぶ分かってきました。
現在の厚生労働省のホームページは、あれからだいぶ更新されているため、下記の記事の内容とは違う部分もあります。
以上の点をふまえて、以下の記事が過去の文章であることをご了承して読んでいただければと思います。
子育て中の人たちにとって、家族の健康を守るためにも国が発信する最新の情報を知っておくことは大切です。
厚生労働省のホームページでは多くの情報が更新されています。
私が思うに、役人が書くホームページの文章はどうも堅苦しく難解であることが多いと常に感じています。
そこで、厚生労働省のホームページに書かれている内容を、分かりやすく書き直してお伝えします。
これからお伝えする内容は、2020年3月9日現在の厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&Aの「基本方針」と「感染様式」の部分を抜粋しました。
厚生労働省のホームページの内容が以前と比べてかなり増えていますので、今回はこの部分のみです。
これから何回かに分けてアップしていこうと思っています。
情報の全てをすぐに知りたい、もしくは最新情報を知りたいという人は直接厚生労働省のホームページへ直接アクセスしてください。
厚生労働省HP 新型コロナウイルスに関するQ&A⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
情報は2020年3月9日現在のものです。
前回掲載した内容は省略させていただきます。
厚生労働省のホームページの内容は頻繁に更新されていますので、内容が必ずしも新しいとは限らないということをご了承ください。
Q:新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(2020年2月25日)が公表されたが、その目的は?
A: 政府は、これまで新型コロナウイルス感染症に関し、国内侵入を防止する、あるいは遅らせることを目的とした水際対策を始め、様々な対策をしてきました。
ここへ来て、国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が発生しており、集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制すべき時期に入っていると認識しています。
今がまさに、感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期であり、確実かつ効果的な対策をしていくことで、感染者の発生を防止していかなくてはなりません。
社会・経済へのインパクトを最小限にとどめるためには、「患者の増加スピードを抑えること」と「流行の規模を下げ、患者数のピークを下げること」が必須です。
あわせて、その間に国内で患者数が大幅に増加したときに備え、重症となった方にも対応できるような医療体制を整える必要があります。
このため、政府は現在行っている対策と今後の状況の進展を見据えて行うべき対策を整理し、「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」をとりまとめました。
Q:新型コロナウイルスはどのように感染する?
A:現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
飛沫感染の場合、 感染者のくしゃみ、咳、つば などと一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
注意するべき場所は、屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときです。
接触感染の場合、 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。
その部分に接触するとウイルスが未感染者の手に付着しますので、感染者に直接接触しなくても感染することがあります。
電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなどは感染場所となりやすいので注意しましょう。
Q:空気感染は起きている?
A:国内の感染状況を見ても、空気感染は起きていないと考えられています。
ですが、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の環境であれば、咳やくしゃみ等がなくても感染を拡大させるリスクがあるとみています。
Q:感染者の糞便から感染することはある?
A: 新型コロナウイルス感染症の疑いのある患者や新型コロナウイルス感染症の患者、濃厚接触者が使用した使用後のトイレには念のため注意が必要です。
特に急性の下痢症状などでトイレが汚れた場合は、次亜塩素酸ナトリウム(市販されている家庭用漂白剤等はこれにあたります、1,000ppm)、またはアルコール(70%)による清拭をすることをおすすめします。
Q: 症状が出ない病原体の保持者からは感染する?
A: 肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、通常は症状が最も強く表れる時期に他者へウイルスを感染させる可能性が最も高くなります。
したがって、新型コロナウイルスの場合も症状が出ていない人からの感染は現段階では可能性は低いと考えられています。
ですが、未だ十分解明されていないウイルスということもあるため、日常的な感染症対策や健康管理は心掛ける必要があります。
Q: 感染者が見つかった場所(外国、国内)から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物に触れると感染するのか?
A: 現在のところ、中国やウイルスが見つかった場所から積み出された物品に触れて新型コロナウイルスに感染したという報告はありません。
WHOも、一般的にコロナウイルスは手紙や荷物のような物で長時間生き残ることができないとしています。
Q: 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはある?
A: 食品そのものにより新型コロナウイルスに感染したという報告はありません。
ただ、食品や食事の配膳等を行う場合は、不特定多数の人と接する可能性があるため、接触感染に注意する必要があります。
食器についても同様で、清潔な取り扱いをして十分気をつけてください。
コロナウイルスは熱(70度以上で一定時間)及びアルコール(70%以上、市販の手指消毒用アルコールはこれにあたります)に弱いことがわかっています。
製造、流通、調理、販売、配膳等の各段階で、通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はありません。
Q: 新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合か?また、新型コロナウイルスに効く薬はまだ無いのに、どうして治癒するのか?
A: 発熱や咳等の呼吸器症状が消え、鼻腔や気管などからウイルスを検出できなくなった状況を「治癒した」と判断しています。
また、この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立していませんが、ウイルスが上気道や肺で増えることで生じる発熱や咳などの症状を緩和する目的の治療(対症療法)として、解熱剤や鎮咳薬を投与したり、点滴等が実施されています。
対症療法で全身状態をサポートすることで、この間にウイルスに対する抗体が体の中で作られるようになり、ウイルスが排除されて治癒に至ると考えられます。
以上、厚生労働省のホームページに記載されている「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」の基本方針と感染様式の部分をかみ砕いて分かりやすく書いてみました。
ニュースで報道されている以上の新しい報告は特に無いという感じですが、改めて文章を読んでみると、このウイルスの様子や特徴がよく見えてきます。
中には「本当にこれで大丈夫なのか?」と思うような回答もありますが、あまり敏感になり過ぎる必要はないのかもしれません。
2020年のこの夏は東京オリンピックを迎える年です。
オリンピック景気で開催後も経済的にもうるおうはずであった2020年ですが、まさかのこの新型ウイルス騒ぎです。
このような状態でオリンピックが無事開催できるのか?とかなり不安に思っている人も多いことでしょう。
一刻も早くこのウイルス騒ぎを克服し、オリンピックを華やかに迎えるためにも、今、私たちはいろいろなことに我慢し注意すべきときなのかもしれませんね。
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