私たちが、今できる新型コロナウイルスの予防方法はあるのでしょうか?
また、新型コロナウイルスに感染した疑いがある場合は、どのような段取りで医療機関を受診したらいいのでしょうか?
心配なのは、新型コロナウイルスに感染して隔離入院することになってしまった場合です。
当然、高額な医療費や入院費がかかることが予想されるため、費用が払えない人はどうなってしまうのでしょうか?
などなど、皆さんもいろいろとわからない点や不安なことがたくさんあると思われます。
そこで、新型コロナウイルスに対する予防対策や治療についてなど、厚生労働省の見解を調べてみることにしました。
厚生労働省のホームページで、一般の人たちに向けた新型コロナウイルスに関するQ&Aがありましたので、そちらを抜粋して紹介します。(内容は2020年2月4日現在のものです。)
厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
Q1 コロナウイルスとはどのようなウイルス?
コロナウイルスとは、そもそも発熱や気管支、のどなどに症状を引き起こすウイルスで、現在人に感染を起こすものは過去に流行したMERSやSARSを含め6種類あるとわかっています。
Q2 新型コロナウイルスはヒトからヒトへ感染する?
新型コロナウイルスはヒトからヒトへ感染すると認められるものの、現時点では日本において流行は認められていません。
Q3 新型コロナウイルスは動物から感染する?
新型コロナウイルスはペットから感染するものではありません。
なお、動物を媒介する感染症は他にもありますので、普段から動物に接触した際は手洗いなどを行うようにしてください。
Q4 潜伏期間はどのくらいの長さ?
潜伏期間は現在不明ですが、他のコロナウイルスなどの状況から最大14日程度と考えられています。
Q5 予防方法は?
一般的な衛生対策として、風邪やインフルエンザ対策と同様に咳エチケットや手洗い、うがい、アルコール消毒などを行っていただくようお願いします。
また、湖北省から帰国・入国される人、あるいはこれらの人と接触された人が咳や発熱などの症状がある場合は、マスクを着用し、事前に保健所、医療機関へ連絡したうえで受診してください。
Q6 どこで検査・診断を受けられる?費用はどのくらい?
まずは保健所に連絡してください。
検査が必要だと判断された場合は、指定の医療機関で検査を受けることができますが、その場合の費用は不要です。
また、新型コロナウイルスによる肺炎で入院が必要になった場合の費用も公費で負担されます。
(2020年2月4日現在の情報ですので変更される可能性があります)
Q7 渡航歴はないが、熱や咳などの症状がある場合はどうしたらいい?
湖北省に出入りした人との接触がない場合は、お近くの医療機関に受診してください。
接触があった場合は、保健所に連絡して受診する医療機関などを問い合わせてから受信するようにしてください。
Q8 厚生労働省では現在どのような対策を行っている?
水際対策として、中国からの全ての航空便などにおいて、健康カードの配布や乗客への注意喚起の機内アナウンスを実施するように、航空会社などに要請しています。
また、国内での感染拡大を防止するため、原因が明らかでない肺炎などの患者を把握し、適切に検査する仕組みを強化しています。
さらに濃厚接触者の把握と健康状態の確認などに取り組んでいます。
ホームページやツイッターなどで国民の皆様へ正確な情報を迅速にお伝えするとともに海外渡航者向け検疫所ホームページ「FORTH」において、渡航者への情報提供および注意喚起を行っています。
【情報発信サイト】
検疫所FORTH: https://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html
厚生労働省HP: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
都道府県・保健所等による電話相談窓口: https://www.kantei.go.jp/jp/pages/corona_news.html
以上のことから、現在私たちが今できる新型コロナウイルス対策は普通の風邪対策と全く同じで、「手洗い」、「マスク」、「アルコール除菌」です。
ですが、このような対策をきっちりと行っていたとしても、ウイルス保菌者と出会って接触した場合は新型コロナウイルスに感染する可能性は残っています。
感染すれば高熱や咳が出て苦しい思いをするかもしれませんが、ですが感染したからといってパニックになる必要はありません。
中国などで重症肺炎になったり、死亡したりする人のほとんどは、何らかの疾患を持っていたり、高齢者であるにもかかわらず、きっちりとした医療を受けられなかった人たちです。
日本で新型コロナウイルスに感染したとしても、現在は無料でしっかりとした医療を受けることができますので、まずは心配する必要はありません。
また、人間にはウイルスと戦う免疫力があります。
免疫力さえしっかりとしていれば、たとえ新型のウイルスに感染しても大抵の人は薬の力に頼らずに自分の力で回復することができます。
私たちがこれから心配しなくてはならないことは、健康で元気な人が感染することではなく、免疫力の弱った人や何らかの疾患を持っている人が感染して重症化してしまうことです。
ですので、そのような人たちにウイルスを感染させないように私たち全員が気をつけなければならないのです。
今回の新型ウイルスを日本で流行させないためにも、まずは厚生労働省が呼び掛けている予防措置を行って感染の広がりを食い止めるようにしましょう。
さらに、今から自己免疫力をもっと高めておくこともとても大切です。
免疫力を高めるために必要なことは、「十分な睡眠」、「ストレス解消」、「適度な運動」、「バランスの良い食事」が基本です。
このうちの1つでも不十分であれば、免疫力が下がってしまう可能性があります。
特に高齢者や何らかの疾患を持つ人が家族にいらっしゃる場合は、感染予防と免疫力の向上を今からでもすぐに心掛けるようにしてみてはいかがでしょう。
いかがでしたでしょうか?
上記に書かれている厚生労働省のQ&Aは2020年2月4日現在の情報です。
厚生労働省のホームページでは毎日のように情報更新されていますので、新しい内容を知りたい場合は直接厚生労働省のホームページへのアクセスをお願いします。
現在の中国では、「バナナを食べると感染する」というようなとんでもないデマが飛び交っている状態だそうです。
このような新型コロナウイルスの急速な広がりの中では、脅威を感じてこのようなデマで右往左往してしまう人が出てくるのは無理もないかもしれません。
ですが、現段階での日本国内ではまだそれほど恐れる必要はありません。
「手洗い」、「マスク」、「アルコール除菌」の感染予防対策と、「十分な睡眠」、「ストレス解消」、「適度な運動」、「バランスの良い食事」の免疫力向上対策は、今からでも十分に間に合います。
1.パニックにならずに、対策をしながら静かに見守る。(皆さんが購入できるように、マスクや除菌用アルコールなどを必要以上に買い占めを行わないことも重要)
2.万が一感染した場合の受診方法を知っておく。
これさえ守っておけば、中国で今起こっているような状態が日本でも起きることはありません。
くれぐれも間違った情報やデマなどに振り回されないように、冷静に判断しましょう!
子供の熱中症初期に出る見逃せないサインとは?⇒ 見逃すな!子供にこのサインがでたら熱中症?真夏の熱中症対策
子供の三大夏風邪のホームケアについてはこちら⇒子供の三大夏風邪とは?暑い季節ならではのホームケア
アレルギーについてさまざまな対処法を知りたい場合はこちら⇒ 意外な落とし穴もある?子供の食物アレルギーの種類と対処法
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から