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バターコーヒーは頭が冴える?お腹空かない?完全無欠ダイエットの謎



こんにちは♪

 

皆さんは「完全無欠ダイエット」や「バターコーヒー」などの言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

これらの言葉は、今から数年前に流行りのダイエットとしてTVなどで紹介されていたことがあります。

 

ダイエットにはいろいろと興味のある私ですが、当時はコーヒーにバターが浮いていると考えただけでも「気持ち悪い!」と否定し、全く興味を持つことができませんでした。

 

ですが、最近になってふとしたことでバターコーヒーの紹介動画を見て、「これは試してみたい!」と思うようになりました。

 

1. 完全無欠ダイエット、バターコーヒーとは?

その動画によると、完全無欠ダイエットとはそもそもアメリカ人のデイヴ・アスプリー氏が、自分の体で実験しながら50kgもの体重減少をしたというダイエット方法です。

 

また、バターコーヒーですがこれも彼が考え出した体と脳に良いとされる完全無欠の飲み物です。

 

その内容の詳しくは、「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」という彼の著書に書かれています。

 

私が見た動画は、それを簡易的にしたダイエット方法でした。

 

やり方は、まずは朝起きてすぐにバターコーヒーを飲みます。

 

 

そして、同時に糖質制限ダイエットをしていくというものでした。

 

動画の人が言うには、「バターコーヒーを飲むことで、朝から頭がスッキリと冴えて集中力が増しお腹も空かなくなるのでダイエットが楽だ」ということでした。

 

 

 

え!?

 

これってすごくないですか?

 

頭が冴える?」「お腹が空かない?」って、まるで麻薬みたいですよね?笑

 

動画を見終わった私は、ダイエットのことよりもバターコーヒーの効果のことばかりが気になりました。

 

そして「バターコーヒーを試してみたい!」と思うようになりました。

 

そしてすぐに「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」の本とバターコーヒーの材料をネットで注文してみることにしました。

 

その本によると、デイヴ・アスプリー氏は30万ドルものお金を投資し、15年間を通してあらゆる食事法の痩せる効果健康効果頭をよくする効果を自分の体を使って検証したとのことです。

 

バターコーヒーはその中で生み出された体に良いとされる食事の1つになります。

 

他にも体に良いとされる食事がこと細かく書かれていて、それらは完全無欠な食事であると言っています。

 

ですが、正直言って内容が細かすぎるのと多少難解であるため、一般の人がこれを全部忠実に実行するのはかなり大変だと思いました。

 

私もそうですが、ほとんどの人はダイエットは単純明快でないと続けられないことが多いのではないでしょうか。 

 

ということで、日本では完全無欠ダイエットのバターコーヒーだけを注目している人も多いようです。

 

2. 完全無欠バターコーヒーの作り方

では、実際にアスプリー氏の完全無欠コーヒーのレシピを紹介したいと思います!

 


【材料】

 

ブラックコーヒー(カビに侵されていないもの) マグカップ1杯

 

無塩のクラスフェッドバターまたはギー 大さじ1~2

 

MCTオイルまたはココナッツオイル 大さじ1~2

 

 

【作り方】

  

ホットのブラックコーヒーにバターとオイルを入れて泡が立つまでよく撹拌する。

 

【注意点】

  

グラスフェッドバターとは穀物飼育されていない牧草だけを食べて育った牛のミルクから作ったバターで、ギーは、そのバターを煮て乳脂肪の部分だけを抽出したものです。

 

MCTオイルココヤシの実またはパームヤシの実から抽出したオイルから中鎖脂肪酸を抽出したもので、ココヤシの実(ココナッツ)のオイルから作られたものが質が良いとされています。

 

コーヒーに油を入れただけでは分離しやすいので、効率良く吸収させるためにはブレンダーを使って十分に撹拌するといいでしょう。

 

慣れないうちはMCTオイルやココナッツオイルでお腹がゆるくなるので、最初は小さじ1~大さじ1くらいでスタートすることをおすすめします。

 

私は最初大さじ1でスタートしたのですが、すぐにトイレに直行でした。(まるでお腹が痛くならない下剤を飲んだかのようでした笑)

 

慣れてきた今は大さじ1弱くらいまでならば大丈夫です。

 

 

コーヒーに「カビに侵されていないもの」という記述があり、びっくりされている人も多いかもしれませんが、コーヒー豆には以外とカビ豆が混入しています

 

高級豆は現地できっちりとハンドピック(豆の選別)されているのでカビ豆を見ることはほとんどありませんが、高級豆以外の豆はコーヒー栽培地でのハンドピックが甘いことも多く、次は焙煎店でのハンドピックが重要になります。

 

ですが、焙煎店によってもハンドピックが甘いところもありますので、できるだけ信頼できる焙煎店で良質のコーヒー豆を購入することをおすすめします。

 

【バターコーヒーの材料の購入方法】

 

MCTオイルやココナッツオイルの販売は、大手スーパーであれば日本でも最近見かけるようになりましたが、グラスフェッドバターやギーはまだあまり見かけないと思います。

 

これらは、デパートや高級食料品店へ行けば購入することができますが、お近くにそのようなお店が無い場合は、ネットでの購入が簡単です。 

 

3. バターコーヒーはどんな味?

私が実際に作ってみたバターコーヒーは、思ったよりも飲みにくさはありませんでした

 

臭みや油っぽい感じは少なく、ミルキーでマイルドなコーヒーという感じです。

 

ですが、中にはバターコーヒーの臭いが苦手という人もいます。

 

どうやらバターコーヒーに入れる油によって、香りや味に違いがあるようです。

 

そこで、実際に材料を変えたらどのように違ってくるのかを試してみることにしました。

 

 

まずはMCTオイルですが、これは無味無臭の油なのでどのメーカーのものを使っても大丈夫のようです。

 

MCTオイルではなくココナッツオイルを使うと、かなりココナッツの香りがコーヒーにプラスされます

 

私はココナッツの香りが好きですが、ココナッツの香りが苦手という人はMCTオイルを使うことをおすすめします。

 

次にグラスフェッドバターですが、私はニュージーランド産のWestgoldという無塩バターを使っていますが、これは全くクセの無いバターですので、バターコーヒーの臭いの原因にはならないようです。

 

もしかしたら、他社のグラスフェッドバターにはクセがあるかもしれません。

 

グラスフェッドバターの代わりにグラスフェッドバターを精製して作るギーを入れてもOKです。

 

私はたまたま近所の大手スーパーで、オランダ産の「ギー・イージー」というギーを手に入れることができました。

 

これは比較的臭いが少ないと言われるギーですが、軽くヤギのチーズのような香りがあります

 

私はヤギのチーズは苦手なのですが、この程度の軽さであれば全く気にならないです。

 

ですが、スリランカ産のギーはもっと風味が強いようですので、お好みに合わせて選んでみてください

 

4. バターコーヒーを飲んでみた感想

バターコーヒーは糖質制限ダイエットと合わせて飲まれることが多いと聞きます。

 

単にバターコーヒーを飲んだだけで痩せることができるかどうかは、長期で実験してみないとよくわかりません。

 

ですが、実際に飲んでみてすぐに実感したことはいくつかあります。

 

初めてバターコーヒーを飲んだ時は、ココナッツオイルをたっぷりと入れてしまったため、お腹がゆるくなってしまうという失態をしてしまいましたが、いつもよりも午前中から仕事に集中できるなという実感がありました。

 

また、仕事に夢中になっていつの間にかお昼を過ぎても、不思議とお腹が空いてイライラするようなことはありませんでした

  

飢餓感も満腹感も無いという状態でしたね。

 

人によって実感は違ってくるかもしれませんが、私の場合はバターコーヒーで「頭が冴える」「お腹が空かない」という感覚がありました。

 

5. バターコーヒーの効果は?

実際にバターコーヒーにどのような効果があるのかを調べてみました。

 

  

【脳の活動と基礎代謝のアップ】

 

コーヒーのカフェインによって交感神経が刺激されると、体のさまざまな器官の働きが活発になるため基礎代謝がアップします。

 

また、眠気を感じにくくなり集中力が増します。

 

さらに、ココナッツオイルやMCTオイルに含まれている中鎖脂肪酸オイルは消化吸収に優れているため、脳に直接栄養補給ができるため、脳の活動が良くなります。

 

【血糖値の急上昇を防ぐ】

 

糖質を摂取すると血糖値が急上昇し、眠気などを引き起こす原因になりますが、バターコーヒーには糖質が含まれていないため眠気に襲われることはありません。

 

【アンチエイジング】

 

 コーヒーに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、これが活性酸素から体を守りシミやしわの発生を防いでくれます。

 

【中性脂肪の減少】

 

グラスフェッドバターやギーには不飽和脂肪酸が多く含まれていて、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、肥満を防ぐ働きがあるといわれています。

 

【脂肪減少効果、筋肉効果など】

 

コーヒーに含まれているクロロゲン酸が糖質を分解する酵素を阻害し、糖質の吸収を穏やかにし、体内に溜まっている脂肪や新たに発生する脂肪を燃焼を促進する働きがあるとされています。

 

一般的な油には長鎖脂肪酸が含まれていて、摂取すると全身に運ばれて吸収、貯蔵されてしまいますが、MCTオイルに含まれている中鎖脂肪酸は摂取後に素早く消化吸収され、すぐにエネルギーになります。

 

そのため、脂肪を体内にため込まないという特徴があります。

 

また、MCTオイルを継続することで筋肉量が増え、疲労回復アップ、脂肪を効率よくエネルギーとして使うことができるようになるなどの効果も期待できるため、スポーツ選手などに利用されています。

 

6. おわりに・・・

バターコーヒーを実際に飲んでみて、意外と美味しいかも・・・と思ったのが正直な意見です。

 

本当に前述のような健康的な効果が得られるのでしたら素晴らしいことですので、これからもしばらくは続けてみたいなと思います。

 

ですが、私は「油は太る」「油は体に良くない」と言われて育った世代ですので、油を飲むことにまだ抵抗感があります

 

正直、長く続けられるかどうかはまだわかりませんが、できるだけ頑張ってみようと思います。

 

 

 

もし、 何か具体的な効果が出てきましたら、また報告したいと思います♪

 

 

ではまた!