2021年5月追記:
以下の記事の内容は、2021年1月時点であり、現在は状況が変わっております。
2021年1月の頃、どのような雰囲気でどのようなことが実行されていたかを振り返るつもりで読んでみてください。
2021年1月8日から2月7日まで、東京、神奈川、千葉、埼玉の地域に「緊急事態宣言」が発令されました。
前回の緊急事態宣言は昨年の4月から5月にかけて全国の大都市に発令されましたので、首都圏に住む人々にとっては今回で2回目の緊急事態宣言ということになります。
ついこの間まで東京都では1日の感染者数200人以下がずっと続いていたのですが、最近は一気に患者数が急増し、1月7日の時点で2447人の新規感染者が出ました。
この先もっと感染者数が増えたら「医療はどうなってしまうのか?」と思うと未来が怖くなります。
前回はまだ未知のウィルスということで緊急事態宣言で外出を控える人も多かったため、日本ではかなり感染拡大を防ぐことができましたが、今回もまた感染を抑えることができるのでしょうか?
今回の緊急事態宣言の基本的対処方針は以下のとおりです。
・飲食店などで営業時間を午後8時までに短縮
・酒類の提供は午前11時~午後7時まで
・宅配やテイクアウトは対象外
・不要不急の外出は自粛
・午後8時以降の外出自粛を徹底
・テレワークの更なる推進
・職場への出勤者数を7割減に目指す
・イベントは最大5000人、収容率50%以下に
・感染のリスクの高い部活動の制限
・大学入学共通テストはこれまで通り実施、一斉休校は行わない
振り返ってみれば、昨年の緊急事態宣言のときはマスク不足やトイレットペーパー不足などで、いろいろと悩まされましたね。
スーパーの棚からは生鮮食品以外の食料品が一時的にかなり少なくなってしまい、東日本大震災の頃を思い出させる光景になりました。
今回もそのような物不足が繰り返されるのでしょうか?
少なくとも、マスクに関してはもうあのようなマスク不足にはならないと感じています。
最近は、使い捨ての紙マスクよりも洗って再利用できる布マスクをしている人がだいぶ増えてきました。
私ももう何枚も布マスクを持っていますので、紙マスクが無くなったとしても慌てる必要はありません。
ですので、今回は「マスク不足になるのでは?」と心配して買いに走る人は少ないと思います。
少し心配なのは、トイレットペーパーなどの紙製品です。
不思議にも日本人は、何か不安な事態が起こると紙製品の買い占めをします。
これは私の持論なのですが、1970年代に起こったオイルショックに起因するものだろうと推測します。
あの頃もトイレットペーパー不足などが起きたので、その当時の記憶がある人々は「トイレットペーパーがまた無くなるのでは?」と不安に思って行動するのでしょう。
オイルショックは石油の値段が一気に高騰したため、石油を大量に使う流通や工場、石油製品などが次々と値上がりしました。
そこで、「紙製品や洗剤を作っている工場がストップして、これらが出回らなくなってしまう」というようなデマが発生したようです。
今もツイッターなどのSNSで度々デマが発生することがあります。
転売屋の思惑に乗せられないためにも皆さんはそのようなデマに惑わされないようにしましょう。
私は東日本大震災と前回の緊急事態宣言の経験から、日常的に1か月分くらいのお米とトイレットペーパー、ティッシュペーパー、洗剤などの生活必需品を常にストックするようにしました。
日本は自然災害大国ですので、いつ災害が起こっても心配ないようにしておかなければなりません。
そのため、2Lペットボトルの水とカップメン、缶詰、冷凍食品、コーンフレークなどの食料品もある程度ストックしています。
災害用の食料として販売されているものは、それなりの日持ちがしますが値段が高く、気づいたら賞味期限が過ぎていたということが何度かありました。
そのため、普段食べるもので日持ちのするものはある程度ストックし、それを消費しながら無くなったら買い足すという方法がいいと思います♪
今回は前回の教訓もありますし、慌てて日用品を買いに走るような人は少ないと予想していますがどうでしょう?
また転売屋が買い占めを行って、一時的に何か品不足が発生することがあるかもしれません。
どうせ、1か月ほど経てば徐々に買えるようになってきますし、2、3か月で元の状態に戻ると信じて今回はこの緊急事態宣言を静かに過ごしたいと思います。
1日も早くこの感染症が収束しますように・・・またいつもの日常が戻ってくることを願っています。
ではまた!
2021年5月追記:
結果としては、2回目の緊急事態宣言の時は、全く買い溜めや転売騒動などは起こりませんでした。
日本人は、そう何度もデマに惑わされる国民ではないようです。
ですが、いつ起きるか分からない災害のために、ある程度のストックは必要です。
水や食料などの生活必需品は少なくとも1週間くらいは常備しておいてください。
また、小さなお子さんのいるご家庭では、オムツやミルクなど、子供に必要なものは必ず多めに用意しておいてくださいね。
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