シンプルな生活も素敵ですが、何もないただの白壁だけでは寂しさがありますよね。
そのようなときは、室内にアート作品を飾ってみては?
アートというと、高額でなかなか手が出ないと思う人も多いことでしょう。
ですが、何も高額商品でなくても構いません。
自分で作った安価な作品でも十分なんです。
自分で作ったものであれば作品に思い入れがありますし、作品を見るたびに作った時のことを楽しく思い出すでしょう。
そこで今回は、ちょっとしたスキマ時間でも楽しく作ることができる「ダイヤモンドアート」をご紹介します!
ダイヤモンドアートを簡単に説明すると、「下絵が印刷されているシール台紙に、小さなビーズを貼り付けて絵を完成させていくもの」という感じですかね♪。
完成した作品は、ビーズがキラキラと光を反射してとても綺麗ですよ♡
サイズはA4サイズくらいからあり、A4くらいであればだいたい1,000円前後から購入できます。
細かい作業が好きという人は、面白いのでぜひ一度トライしてみてはいかがでしょう♪
ダイヤモンドアートは、Amazonや楽天などの大手通販サイトからも購入できます。
どれにしようかと迷うくらいに多数の絵があって、選んでいるだけでもワクワクします。
初心者が手軽に楽しむのであれば、まずはA4サイズ程度の大きさからがおすすめです。
大きい作品は完成までにかなり時間がかかるので、早く達成感を得たいのであれば、まずは小さな作品からスタートのほうがいいでしょう。
今回、私は「KIC-hikawari」という日本のメーカーの、4サイズ額縁付きのカラフルなワンちゃんのダイヤモンドアートを購入してみることにしました♪
2022年2月時点での購入金額は、Amazonで1,880円でした。
キットの内容は以下のとおりです↓
説明書と額縁
ペン、ペンホルダー、ピンセット、ビーズトレー
小さなスクエア型のピーズが盛り沢山♪
これにキャンバス布地の図案台紙とペンに装着するグルーが付いていました。
台紙にはビーズのサイズに合わせて仕切りと色番号が印刷されていて、シール加工されています。
その上に指定された色番号に合わせてビーズを貼ってワンちゃんのドッド絵を完成させる仕組みだということはすぐに理解できました。
ビーズは付属のピンセットを使って貼っていってもいいですし、粘着グルーを付きの専用ペンを使っても構いません。
自分の使いやすいやり方でビーズを置いていきましょう♪
ダイヤモンドアートを趣味にしている人のブログやYouTubeなどをいろいろと拝見すると、専用ペンを使ってビーズの貼り付けを行い、細かい位置の調整はピンセットで動かしている人が多いようです。
専用ペンでペタペタと貼り付けていけるのであればとても早いなと思いました。
ですが、今回私が購入したものは四角いビーズでした。
四角いビーズの場合は丸いビーズと違って、斜めに貼り付けないように注意する必要があります。
そこで、専用ペンを使うよりもピンセットのほうが位置の微調整がしやすいと判断し、ピンセットだけを使って作品を進めていくことにしました。
台紙は画像が印刷されている部分よりも少し広めにシール加工されています。
外枠に衣類の繊維が付いてしまったり、ホコリが付着してしまわないように、画像の外枠にマスキングテープで囲うとその後の作業がやりやすくなります。
そして、糊面にホコリが入らないように、シールを少しずつ剥がしながらビーズを貼り付けていけば、シールの粘着を失うことなく綺麗に作品を仕上げていくことができます。
上の画像は作業途中の様子です。
このように、上から少しずつシールを剥がしながらビーズを貼り付けます。
A4サイズだと、かなり粗いドッド絵のような感じですね。
ですので、粗めのドッド絵でも美しいと思えるような画像を選ぶのがおすすめです。
具体的には、現代アートやアニメのような絵がいいと思います。
もし、風景画や人物像などの写実的な画像にトライしたいのであれば、もっと大きいサイズのものにすれば美しく仕上がるでしょう。
サイズが大きくなればなるほど、細かいドッドになりますので、画像の粗さが目立たなくなります。
ビーズを全部貼り終えたときの喜びは、感無量です!
「早く額縁に入れて部屋に飾りたい」という気持ちでいっぱいになります。
ですが、そのままではA4サイズの額縁には入りません。
ビーズで貼り付けた部分が丁度A4サイズですので、マスキングテープで囲った部分をカットするという作業が必要です。
ここで注意点です!
カッターで台紙をカットするときは、台紙は紙ではなくキャンバスの布地だということに注意してください。
少し厚みのある布地ですので、紙のようには簡単にカットできません。
力を入れてカットするときに、誤って手を切ったり、テーブルに傷をつけてしまわないように気を付けてくださいね~。
端をカットし終わったら、もうこれで額縁にセットできます。
ビーズが落ちてしまったりすることがないように、作品を優しく額縁に入れましょう。
これで完成です!
出来上がりはキラキラと光る美しいクロスステッチ刺繍のような感じですね~♪
私はスキマ時間にちょこちょことやっていたので、この作品の完成に1週間くらいかかってしまいましたが、もっと集中してやる人であれば2日か3日くらいの作業量だと思います。
この程度の小さな作品でも完成後は達成感と満足感があり、作って良かったなぁ~と思いました!
作品を額縁に入れて壁に飾ってみました!
画像ではキラキラ感が分かりにくいですが、いかがでしょうか?
本当は正面から撮りたかったのですが、どうしても背後の光や反射が入ってしまったため斜めから撮りました。
このように、ダイヤモンドアートを額縁に入れると、カバーが反射して作品のジャマになってしまいます。
できればカバーを外してしまいたいところですが、ビーズが粘着性のあるシートに付いているだけですので数年経てばもしかしたらポロポロと取れてくることもあるかも・・・と思いました。
そこで、「ダイヤモンドアートのビーズが作品から落ちないようにするにはどうしたらいいのか?」を、調べてみることにしました。
ダイヤモンドアートを趣味にしている人の中には、「仕上げコート剤を作品の表面に塗る」という対策を講じている人もいるようです。
私が探してみたところ、「ダイヤモンドアート専用のコート剤」というのは見つかりませんでした。
その代用品として①ジグソーパズル用の糊、②透明液体のり、③デコパージュ液、④水性ニスなどをコート剤として利用している人がいました。
いずれも仕上げに上から塗ればビーズが落ちにくくなり、額縁に入れなくてもそのままの状態で保管できそうです。
ですが、③のデコパージュ液は乾くと光沢感が出なくなってしまうため、ダイヤモンドアートのキラキラ感を失いたくないのであれば、デコパージュ液は避けたほうがいいみたいです。
また、④の水性ニスは艶感はとてもいいのですが、仕上がりが固くなってしまうものもあるようなのでこの点には注意が必要のようです。
コート剤を塗るときに一つ注意があります。
コート剤はハケで塗るとどうしても泡立ってしまいます。
乾燥すれば泡はだいぶ消えて目立たなくなるようですが、やはり少し残ってしまうようです。
泡が残ってもあまり気にしないのであればハケで塗ると簡単です。
ですが、できるだけ泡を残さないで仕上げたいのであれば、ジグソーパズルのコート剤に使うヘラかスポンジのようなもので塗るほうがいいと思います。
今回、私はあえて作品をコートすることはせずにずっとこのままの状態で飾っておくことにしました。
できれば何年か後にこの作品の粘着性をチェックして、粘着が劣化してしまうのかどうかを見ておこうと思います。
何か変化があれば、またご報告しますね~
それではまた♪
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